2代目ミス夕刊フジ子グランプリ・石原寛子(29)リポート挑戦第9弾。前回に引き続き、千葉日本酒活性化プロジェクト事務局代表・林紀子氏(48)と木戸泉酒造杜氏兼代表取締役・荘司勇人氏(46)より「千葉のお酒を楽しむ」をテーマに、「アク千葉」酒を飲みながら話を伺った。

--話は「アク千葉」酒の酒造好適米「山田錦」について。

荘司「匝瑳市にある佐藤農園で作って頂いています。西のお米なので、千葉で簡単に育つ品種ではないため農家さんの地道な努力により作られています」

--品種登録などさまざまな過程を経て、山田錦として世に出すのは最低3年を要すること、しかも早稲の品種の飯米と晩稲の山田錦。収穫時期が違うことも含め、農家の苦労は多いと語る荘司氏。話は「アク千葉」五蔵のブレンド酒の話題に移る。

林「ブレンド酒は五蔵の『アク千葉』酒を木戸泉酒造でタンク貯蔵1種類と白ワイン樽、赤ワイン樽、シェリー樽で貯蔵した3種類を用意する予定です」

--木戸泉酒造では樽貯蔵を酒造りの一環として普段から取り入れているとのこと。ブレンド酒の企画は五蔵が互いに情報公開し、結束を深められる良い企画だと語る林氏。

荘司「違う蔵の酒同士でブレンド酒を作るのは、まだ珍しいことだと思います」

--ここで「んー味わいが深くなった!」とお酒を味わう石原。これは、即席で「アク千葉」五蔵『木戸泉』『東灘』『福祝』『甲子』『仁勇』の酒を同量でブレンドした日本酒。日本酒の日(10月1日)にクラウドファンディングでリリースされるブレンド酒をイメージした一杯。そもそも以前から“五蔵の酒をブレンドしたら面白そうだね”という話から、コロナ禍を機に挑戦することとなったと語る荘司氏。当時のワクワク感を保ちつつ、新たに時代に即した企画にシフトし実現した企画である。有機栽培で育てた精米歩合80%の山田錦を五蔵が各蔵のこだわりを込めて醸した酒をブレンドするとのこと。

荘司「ブレンド酒は2、3カ月熟成の予定です。発売時期はテイスティングをしながら決めたいと思います」

林「スイーツに合う熟成日本酒になるのではと思います」

--美味しいものが沢山ある千葉県。農作物はもちろん酪農発祥の地であり、美味しいチーズも味わえる。訪れた際は、行く先々で自分に合うものを見つけてほしい、と語る林氏と荘司氏。

石原「私も自分に合う千葉を見つけに行きたいと思います!」

話は尽きないが、これにて終了。また次回をお楽しみに。

【千葉日本酒活性化プロジェクト事務局】ホームページ https://actiba.jp/

■「アク千葉」五蔵のブレンド日本酒「メタモルフォーゼ」はCAMPFIREで購入可能 https://camp-fire.jp/projects/view/506234

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