「2代目ミス夕刊フジ子グランプリ」石原寛子(29)のリポート挑戦第4弾。今回は、残念ながら公開目前にして延期となった話題作「ゴジラvsコング」をテーマに、本作でボイスキャストをつとめたフリーアナウンサー・笠井信輔氏(58)と、『サケ・ゴジラ純米大吟醸』醸造元である人気酒造代表取締役・遊佐勇人氏(55)からリモートで話を伺った。
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自他共に認める大ゴジラファンであり、ゴジラ映画4作品の出演経験を持つ笠井氏に「『ゴジラvsコング』ご出演おめでとうございます!」と拍手を送る石原。「ありがとうございます。イチロー選手になったような気分ですよ」と喜びを表した。しかし用意された台本や映像は、ファンだからこそ映画館で観ると決め、ほとんど目を通さず本番に挑んだとのこと。その笠井氏が演じた特務機関モナークの指揮官、ギラーミン役と同様に、対ゴジラをコンセプトに作られた福島県の日本酒『サケ・ゴジラ 純米大吟醸』で乾杯。「良い香りだ、美味しい」と笠井氏、「んー美味しい」と石原。「ヤシオリ作戦で、ゴジラの口に凝固液を注入したじゃないですか。その液体のような強い味に仕上げました」と遊佐氏。シンプルな名前が良いと笠井氏が投げかけると「この名前で許可が貰えるとは思ってませんでした。尾上准監督にも“よく許可されたね”と言われました(笑)」と話し、「ジャケ買いしたけど美味しかったと言われる酒にしたかったので、味も香りも試行錯誤し造った欲張りな酒です」と続けた。“特撮の神様”円谷英二氏が生まれた福島県で、震災を乗り越え、二本松市にて革新的な酒造りを行っている人気酒造。同社のウルトラマンをテーマにした銘柄は、売り上げの一部が被災地の子供への支援目的である『ウルトラマン基金』に寄付される取り組みを行っている。『サケ・ゴジラ』は、福島県須賀川市「円谷英二ミュージアム」のオープンにあたり、周囲からゴジラのお酒造りを勧められ誕生した。「ゴジラのような厳つい味かなと想像していたんですが、華やかな香りがあって美味しい。仰る通り“欲張り”なお酒だなって思いました」と微笑む石原。次回は『ゴジラvsコング』観賞後の晩酌について。お楽しみに。
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