「夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2022」の個人戦決勝がこのほど都内で行われ、今春の「第22期女流名人戦」を制した小宮悠が、激戦の末に優勝。麻雀女王に輝き、3代目ミス夕刊フジ子の志木あずさと籠巻絵美理から夕刊フジ杯が贈呈された。
「チーム戦主体のこの大会で、私を選んでくれた『KUR』チームの関係者、チームメートをはじめ、予選から決勝まで応援し続けてくれた皆さまの声援のおかげで勝つことができました」
2半荘勝負の決勝戦で、初戦こそトップで折り返したものの、2戦目は南1局までラス目に甘んじる展開。南2局の親番で劣勢の局面ながらも1500のアガリで連荘、次局は3件リーチという勝負どころで勝ち切っての2000オール。さらには南3局でダメ押しの8000、オーラスも自らアガリきって優勝をつかみ取った。
不利な局面では我慢を重ね、追い風でしっかり波に乗る勝負勘を駆使した麻雀での優勝だった。