夕刊フジ創刊50周年を記念した初のイメージガール『初代ミス夕刊フジ子』の直撃インタビュー第2弾は準グランプリの堀このみクン(24)だ。いつも満面の笑顔で周囲を照らす彼女だが、実はかなりの苦労人だというのだが…。

 ■一家は離散、母は私の奨学金を男に貢ぎ…「波瀾万丈の人生です」

 「好きな言葉は『不撓(ふとう)不屈』です。今までは割と波瀾(はらん)万丈な人生だったので、どんなに打たれてもへこまない自信はあります。お仕事もどんなこともやりますよ。NGはないです。降ってくるチャンスはつかまないと。選んでいる側ではありませんから」

 並々ならぬ思いだが、一念発起、脱サラして上京し、タレント活動を始めただけに、その言葉にウソはない。それにしても波瀾万丈の人生とはどういうことか。

 「一家は離散状態。両親が離婚して、母子家庭で育ったんですが、高校のとき、私の奨学金を母が男に貢いでいることが分かったんです」

 衝撃の告白だ。

 「奨学金10万円を渡した翌日、母は高級ブランド店で10万円のクラッチバッグを買ったんです。もちろん私のものじゃないです。あれ? って思いますよね」

 その相手の男が家に上がり込んできたので、彼女は祖母の家に移った。専門学校まで進み、名古屋の企業に就職したが、「5カ月でリタイアです。上司からのパワハラがすごくて、これはダメだと。で、住む家もないのにタレントになるため上京したんです」。

なかなかの人生だが「過ぎてしまえば全部笑える話ですよ」とあっけらかん。とにかくしゃべり出したら止まらない。

 「わたし、家族運はなかったけど、友人運には恵まれたので。だからいろんな人の闇を照らせるような人になりたいんです」

 その思いはきっと届くはずだ。

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