「2代目ミス夕刊フジ子」グランプリの石原寛子(28)がリポーターに初挑戦。お邪魔したのは小さな4.5坪の『WAKAZE三軒茶屋醸造所』。今年7月に開店4年目を迎えるクラフトサケの醸造所。併設のバー店内で杜氏の戸田京介氏から話を伺った。
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元々日本酒が好きだった戸田杜氏は入社後さらに酒造りにのめり込み、現在は米と米麹と水で造るどぶろくと、栗や金木犀などのボタニカル素材を加えたオリジナルのどぶろく造りを率いている。1タンクから320本(1瓶500ミリリットル)しか瓶詰めできない少量生産。だからこそ月に2~3種類のハイペースで新銘柄を生み出せる良い面もある。その人気次第では復刻醸造することもあり、2月のお勧め銘柄「チョコレート」がそのひとつ。アンチエイジングの効果が期待できるカカオニブを漬け込む製法で苦味と酸味と優しい甘さが特徴の仕上がりに。
「カカオニブは私も食べています。女性が喜びそう!」と笑顔の石原。「オジサンの飲み物という“どぶろく”のイメージが変わりました」とラベルの可愛さと美味しさに感動。
「日本酒は飲みづらいという意見を覆せる味です」と戸田杜氏。このようなさまざまな香りと味のどぶろくを通して多様な日本酒の世界を伝えたいと語る。社名に込められたダブルミーニング(2つ以上の意味)も教えてくれた。和の風と本社所在地・山形の方言で駆け出しの職人の意味「若勢」。その新たな勢いで、一昨年フランスに醸造所を開業。人生にワクワクを仕込もう!をコンセプトに将来世界の食卓に並ぶSAKE造りを見据えているとのこと。次回は併設のバーWhim SAKE & TAPAS(ウィム サケ&タパス)のメニューをご紹介する。
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『WAKAZE三軒茶屋醸造所』 東京都世田谷区太子堂1の15の12。
https://www.wakaze.jp